校長の道徳授業

青い鳥を探して1 「青い鳥はどこだ?」

2011.08.29

通信制高校 勇志国際高校 ブログ

君は「青い鳥」という童話を知っていますか。

そうです。メーテルリンクの代表作で世界中の子供たちに読まれている童話です。

あらすじを話しましょうか。

むかしむかし、チルチルとミチルという貧しい二人の兄と妹がいました。ある日の夜、二人の部屋に魔法使いのおばあさんがやってきて、「私のかわいい孫の病気を治すのには、幸せの青い鳥を見つけなければならんのじゃ。二人でその青い鳥を探してきておくれ」と頼みました。

二人は青い鳥を探しに旅に出ました。「思い出の国」や「夜のお城」や「ぜいたくのお城」や「未来の国」に行きました。どこにも青い鳥はいましたが、なぜかそこから持ち帰ろうとすると、黒い鳥に変身したり、死んだり、逃げたりしてだめになってしまいます。

がっかりした二人に、「チルチルとミチル、起きなさい」というお母さんの声が聞こえました。二人の青い鳥を探す夢の中の旅は終わったのです。目を覚ますと、二人の部屋の鳥かごの中に、青い羽が入っているではありませんか。そうです。二人が飼っていた鳩が、「幸せの青い鳥」だったのです。

この童話は、幸せは遠くにあるのではなく近くにあるのだよ、という例え話です。

今回から、ポプラ通信の道徳コーナーは、シリーズ「青い鳥を探して」になります。これは青春ど真ん中にある生徒の皆さんがかかえる様々な悩みや疑問に対しての回答であり、将来への希望と生きる指針になり、そして人間にとって真の幸せとは何かを共に探し求めていく、そんなシリーズにしたいと思っています。

青春期というのは、実に悩み多き時代です。悩み苦しみもがき、回答を得ないまま自暴自棄になったり、自分が嫌になったり、落ち込んだり、人間不信に陥ったり、学校に行けなくなったり、引きこもったり、果ては自傷行為を繰り返したり、オーバー・ドーズになったり、最悪の場合、自殺に追い込まれたりと、多くの若者がそのような「地獄」の中にあることを私たちは知っています。

そんな若者たちは、幸せの青い鳥を探しているのです。しかし「思い出の国」や「夜のお城」や「ぜいたくのお城」や「未来の国」に行っては、そこにいた鳥を青い鳥と思っているのです。だから持ち帰ろうとすると、その青い鳥は黒い鳥になったり、死んでしまったり、逃げてしまったりするのです。

私たちは、そのような若者をひとりでも多く、そして一日でも早く、その悩み苦しみの中から救い出し、青い鳥はここにいるよと、教えてあげたいと思っています。そのために勇志国際高校は生まれたのですから。

このシリーズを、「青い鳥を探して」と題したのはそんな思いからです。

第1回の今月は、「青い鳥はどこだ!」というテーマにしました。

君は、「幸せの青い鳥」はどこにいると思いますか?そしてその「青い鳥」は見えていますか?

私には、その青い鳥がどこにいるかはっきりと見えています。

しかし、君にはその青い鳥が見えないのですね。だからといって心配する必要はありません。それは君だけではなく多くの人がそうなのですから…。

そういう私だって、ついこの前まで見えていなかったのです。やっと近年になって、その幸せの青い鳥が見えるようになったのです。まず、私の青い鳥が見えるようになって、次に他の人々の青い鳥も見えるようになりました。見えるようになるには決まった法則があることを発見してからのことです。

このシリーズは、幸せの青い鳥が、はっきりと君の目で見えるようになるその法則を、君に伝えることが目的だということを覚えておいてください。

「青い鳥はどこだ!」

「青い鳥は君の肩にとまっているよ。驚かさないように

ゆっくりと左手を君の右の肩に回してごらん。

ほら、パタパタと君の耳元で羽音がしたでしょう。

それが君の幸せの青い鳥だよ。」 


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