勇志国際高校には、生徒の皆さんや保護者の方々が安心して学校生活が送れるよう、スクールカウンセラーの先生がいます。
本日は、毎月発刊している学校新聞「ポプラ通信」に連載をしているカウンセラーだよりをご紹介します。今回は人と関わることについてのお話です。
********************
なんとなく苦手、嫌いなのに気になる人っていますか?意地悪な人、自己中な人など、人それぞれ苦手なタイプがあると思います。
心理学には「投影」という概念があり、「自分の中の受け入れがたい部分を他人に映し出すこと」を指します。その理論では「〇〇な人が苦手」なのは「自分の〇〇な部分が受け入れがたい」からだと考えます。
例えば、真面目で責任感の強い人が、ルールを守らない友達を許せない、という場合。その人はおそらく自分自身に対しても厳しいのでしょう。本音では、友達のように好き勝手ふるまいたいのかもしれません。苦手な友達との付き合い方に悩みながら、自分の中のだらしなさやわがままさとも、折り合いをつけているのかもしれません。
いろいろなタイプの人と関わることは、さまざまな自分を知ることに繋がります。苦手な人と関わることで、自分の新しい一面に気づけるかもしれませんよ。
******************
勇志国際高等学校では、専属のスクールカウンセラーの先生に相談ができます。オンラインでも利用できるので、自宅から気軽に、また生徒だけでなく、保護者の方のみの利用も可能です。
生徒の皆さんは勇志国際高校のアプリから予約ができますので、ぜひ活用してくださいね。