去る7月24日(水)、舘野君の応援に千葉市稲毛区の県青少年女性会館まで行ってきました。舘野君は、松戸市新松戸にある「千葉学習センター」所属の3年生です。
舘野君は今回、日本将棋連盟千葉県支部連合会主催「第26回全国高等学校将棋竜王戦」千葉県予選に参加しました。前日の23日には、5局対戦が行われ5連勝し、翌24日の準決勝に臨みました。
準決勝にも勝利し、いよいよ決勝戦へ。
白熱した対局となりましたが、惜しくも敗れました。
でも、舘野君、本当に立派な戦いっぷりだったと思います。応援していた私たちの方が大変緊張してしまうような、雰囲気の中での対戦。しかも、決勝戦という舞台で、開始早々の3手目、しばし熟考の後、自ら「角」交換を仕掛け、飛車を四間に振っての「筋違い角」でしたから。舘野君の足元にも及ばぬ私から見ると、うならされ、かつ頼もしく感じました。
同時に、改めてその舘野君を打ち負かし優勝した相手生徒も、たいへん立派で見事であったと思います。全国大会での健闘を願っています。
対局後、報道関係者によるインタビュー。翌日の読売新聞千葉版にも、記事が掲載されました。
参加者143名中の準優勝なのですから、胸を張って欲しいと思います。そして敗戦後の、静かながらもあの悔しがる姿こそ、ここまでの将棋の強さを生んだ原動力なのかもしれませんね。悔しさは、次への力となります。
全国大会での勇姿が見られないことは残念でありますが、「高校最後の夏」にふさわしい舞台だったのではないでしょうか。おかげで、私にとっても、大変記憶に残る1日となりました。
舘野君、あとは志望大学合格に向け、一直線ですね。入試では、最終的に勝利を飾ってくれることと信じています。
イマイ