
時間空間を超越して旅行ができる夢のタイム・マシーン「勇志号」での今月の旅は、昭和45年から47年の頃のマレーシアが行き先です。ではさっそく出発しましょう。「出発・進行!」 もう着きましたよ。本当に便利な乗り物ですね。ここはマレーシアの南端ジョホールバルーの警察本部の前の広場 …
今月の勇志号の旅は、昭和16年12月8日のマレー半島の東海岸コタバルです。この日は日本がアメリカとイギリスに対して宣戦布告を発して大東亜戦争が始まった日です。日本はこの戦争を大東亜戦争と言いました。東アジア地域の自立と共栄を求めた戦いという意味です。一方アメリカはこの戦争を太平洋 …
今回の旅ではその後のペリリュー島やパラオがどうなったかを見ていきたいと思います。 昭和19年(1944)11月27日、君のヒイおじいさんの命日となった日本軍ペリリュー島守備隊玉砕の日からしばらく日がたちました。ペリリュー島の周囲の海を埋め尽くしていたおびただしい数の米海軍の …
通常3割の死傷者を出すとその部隊は壊滅したとみなされるそうです。なぜなら残った兵士は、極度の恐怖と神経衰弱などで戦闘能力をなくしてしまうからです。ペリリュー守備隊は最初の戦闘で8割の死傷者を出しましたが、その後も勇敢に戦いを続けました。君の故郷の先輩たちはなんと勇敢な人たちだった …
「校長先生。昔の日本は悪い国だったんでしょう。兵隊が威張っていて悪いことばかりして、アジアのほかの国を侵略してたくさんの現地の人を殺したりして、そして戦争に負けてたくさんの日本の国民が死んで、僕はこんなひどい国に生まれたことがいやでたまりません」 「君は茨城県の水戸市だった …